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Justin Timberlake 「Future Sex/Lovesounds」

 2006年リリースの本作は大部分をTimbalandが手がけた、ソリッドなR&B/Funkが詰まった名作です。シングルカットされた"Sexyback"、"My Love"、はこの年大活躍したTimba仕事の中でも際立った仕上がりで、翌年3月に出された彼のソロアルバムにもここで聴かれる音像が地続きで鳴らされているのでそちらもオススメです。

 個人的にはアルバムでの曲目ではセパレートしていた"Let Me Talk To You Prelude"~"My Love"の流れが一緒になったPVが出色の出来で、これに匹敵するのが最高のセンチメンタルFunk/Soulの"Until The End Of Time"で、この曲を構成する全ての要素が僕の琴線に触れます。また"Until~"の導入部である"Set The Mood Prelude"の美しい響きに震えます。

 他の曲も軒並みクオリティーが高く、アルバムを聴き始めるスルっと聴き通してしまいます。細かいことを言うと最初は普通の国内盤を購入したのですが、デラックスヴァージョンをボートラとPVとライブを収めたDVD目当てに購入しましたが、DVDはさておき、ボートラは自分的にはハズレでした。Beyonceが曲に馴染んでない気がする"Until~"と(おそらくR KellyのDJである)Wayne Williamsによる"Sexyback"のRemixと、50Centがラップを加えただけの"Sexy Ladies"の3曲ともピンときませんでした。 

 逆に普通の国内盤のボートラであるWill I Amプロデュース、Snoop参加の"Pose"は跳ねたドラムとラップ、JTのヴォーカルがカッコイイPopFunkで、アルバム収録のTimba制作曲に負けないクールネスです。


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