今日聴いた音楽（アルバム）で気に入った曲を貼ります。
Snoop doggy Dogg「Doggystyle」より
シンセベースがグイグイひっぱるトラックにタイトなラップをかますLady Of Rageがカッコイイです。
CoolなファンクトラックにスムースなSnoopのラップが映える、レイドバックの代名詞と言える名曲です。この曲の12インチのジャケットが通称「スヌープ犬」を用いたやつで可愛くて好きです。
そしてアルバムの代表曲と言えばこれです。Dazによる浮遊感のある気持ちいビートにのるNate Doggの軽くあしらった歌、クラプトとWarren Gのスムースなフロウ、跳ねたSnoopと才気あふれた若者によるマスターピース。歌詞が日本人の感性としては受け入れ難いところもあると思いますが、歌詞を全くキニシナイ＆和訳読まない限り分からない僕にはモーマンタイで、ただただ気持ちいいFunkです。
Pete Rock&C.L Smooth「The Main Ingredient」より
アルバムの一曲目として、イントロ的な音楽に続けてこの曲に雪崩れ込むわけですが、一発でやられました。ファットなドラムと暖かみのあるウワモノのトラックにやさしい声質のC.L .Smoothがバッチリなラップをきめるのはもちろん、この曲のキモはHookでのQ-Tipです。彼の声は唯一無二の味わいがあります。
どことなくレゲエのフレーバーを感じさせる明るいトラックにリラックスしたラップがマッチした一曲。
個人的にアルバム中最も血圧が上がる（気がする）気合の入った一曲。上昇していくような太いトラックにいつもより力の入ったC.L. Smoothのラップがキマッてます。
上記のpete Rock曲がカッコイイHiphopであるのは一目瞭然ですが、この元ネタ自体が素晴らしい曲なので決してスルーするわけにはいきません。オシャレでキレイめでありつつ、太く麗しい、そんな非の打ち所がない名曲です。
同じネタ使いのD.I.T.CのO.Cの曲も並べて聴いてみるのもサンプリングミュージックのHiphopの楽しみの一つです。自分、実はD.I.T.C関係はアルバムを1枚も持ってないし、曲も全く聴いたことが無い（上記の曲だけPete Rock曲と同じネタ使いということで知っていた）ので、彼らに関しては未開の領域なのですが、今後いつか彼らに地の踏み込む楽しさがまだ残っている、と言うのも幸せなことだと思います。D.I.T.Cに限らずまだまだDigginすべき、したい領域がいっぱいあって、Hiphopやそれに関連した音楽は奥が深いなと思います。ちなみに自分が全く手を付けていない、またはよく分からない分野はNew Jack Swing、レゲエ（ルーツやらスカやらロックステディやらほぼ全て。ダンスホールはちょっと齧ったくらい）Jazz、Jimi Hendrixとかのギター？系、テクノ、ハウス系（これ系がどうも聴いたり本を読んでもよく分からない。パラダイスガラージ系のソウル・ディスコから派生して生まれた、みたいに言われても自分としては全然両者が結びつかない）で、ここ最近はbmrにて活躍なさっていた池城美菜子さんによるmook本「デイ・レゲエ・ブック」を買ったことをキッカケにレゲエに興味があります。ちょこっと読んだだけですが、レゲエの沼はものすごく深いようで、ここまで手を付けたら寿命が足りないんじゃないかとも思いました。
