big fan of 2000年代Hiphop

好きな音楽についての思い出や感想等を書いてます。

Erick Sermon

 今回は前回取り上げた、EPMDの片割れであり、ラッパー兼プロデューサーであるErick Sermonの、僕が知っている&持っている数少ない曲を紹介します。正直言って彼に関しては、EPMDのアルバム「Business As Usual」と2004年のソロアルバム「Chilltown, New York」と今回紹介する曲しか持っていないので、彼について書くのはおこがましいかもしれませんが、ご了承ください。


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 この曲が彼を知るキッカケになった曲で、僕自身は踊ることはできませんが、ストリートダンスのいちジャンルである「Poppin」がとても好きで(といっても生で踊っている人を観たのは1回だけで、6年くらい前だと思うのですが、お台場にある「デックス東京ビーチ」というとても大きなショッピングモールにて催された、「UK B Boy Championships」という、イギリスで開催されるストリートダンスの世界大会の、関東or東京予選を見に行ったのが唯一の体験なのですが)、YoutubeでPoppinの動画を観るのに一時期ハマっていて、その時に、韓国の有名なPoppin Hyun Joonという人の練習動画にこの曲が使われていて、「なんてクールなんだ!」と衝撃を受けました。PoppinダンスはFunkで踊られることが多いので、その流れでFunk感のある西海岸Hiphopも時おり使われるのですが、これはまさしく00年代版Funkといった趣の、ソリッドでクールな曲です。トピックとしては、Erick SermonとDJ Quikという東と西を代表するロジャーラバーの二人の共演で、サウンドは分かりやすいロジャー、ザップ感は無いものの、Zapp曲のフレーズを取り入れており、リスペクトが伝わってきます。ここでもやはりXzibitの拳に力を込めたような、強い圧を感じるラップがカッコイイです。


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こちらがそのダンス動画です。ダンス動画がキッカケで知った曲も多いので、これからたびたび紹介させていただきます。

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この曲はErick Sermonの2000年リリースのアルバム「Def Squad Presents Erick Onasis」に収録されています。

 


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 次の曲は、僕のマイベストアルバムTOP10に入る、私的クラシックであるBusta Rhymesの2006年リリースのアルバム「The Big Bang」収録の、Erick Sermonプロデュース(Additional ProとしてDreが参加)の、引きずるような鍵盤が印象的な、ダークでアルバムの全体的なカラーに沿った、シリアスチューンです。この曲はDreと、キーボード担当のDawaun ParkerとChe Viciousというアフターマス組のカラーが強く出たものです。

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 マイベスト10に間違いなく入るこちらのアルバムでのドレー仕事が、僕の最も好きな彼の作風です。インタビューや雑誌の記事によれば、ここで使われたビートは元々「Detox」のマテリアルだったようです。同様に「Detox」用であったであろうトラックは、同年2006年リリースのThe Game、Snoop、JAY-ZNasのアルバムにて使用されたようです。

 


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 最後に紹介するのは、Erick Sermonが、尊敬するRoger Troutmanと共演した、キレッキレのFunkです。この曲もEPMDはあくまでも脇役なので、Erick Sermonがテーマの本記事で紹介するのはちょっとアレですが、こうでもしないと僕の知っている範囲で彼について書こうとすると何も紹介できないので、ご容赦ください。彼について書くには時期尚早でした。少なくとも未聴中古CDの中から発掘した、2004年のソロアルバム「Chilltown, New York」を聴いてからにすべきでした。また修行を積んでから出直します。押忍。

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 この曲はほんとカッコイイですよね。これ以上何も足す必要のない、完璧な出来だと思います。エッジーでエモーショナルで、クールでいて、なおかつキュートでチャーミングという、非の打ちどころのなさ。これって曲のみならず、ロジャーを表わすワードだと思うのですが、どうでしょうか?この曲を含めた91年のアルバム「Bridging The Gap」は、色んなタイプの曲が収められた好盤です。あれ、さっきっから全然Erick Sermonの話をしていない気が…。