big fan of 2000年代Hiphop

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Mike Jones "Magic Touch"

 愛読書であるbmrの元編集長の丸屋九兵衛さんによる動画「SILENT NITE」を観ていて、その冒頭に流れるForce M.D.'sの"Tender Love"の素晴らしさを再認識するとともに、それを用いた好きな曲がいくつかあるので紹介します。

 まずは正規のアルバムには収録されていないものの、出来としてはシングルレベルである、Mike Jonesの"Magic Touch"です。


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この曲はMick BoogieというDJによる2005年のMixCDに収められているのですが、上記の曲をそのまま大胆に使ったすごくポップで華のある曲で、それぞれのMCによる余裕を感じさせるラップと、上手い具合にマッチしたフックでのスクリューボイスが癖になる1曲です。私的に嬉しいのは、元曲で一番グッとくるアウトロの切ないピアノのパートがキッチリと、それもよりハッキリと弾かれているところです。

 ただ、このMike Jones、Slim Thug、Lil Flipという面子に関して、前2人のSwisha House組に対して、2005年当時快く思っていなかったLil Flipが参加しているのが不思議です。

 まぁLil Flipも2007年春にリリースされた「I Need Mine」ではMike Jonesと共演したりしているので、結構気持ちの変化が激しいタイプなのかもしれません。

 そして上記の曲と同じ2005年で、同じく"Tender Love"を使った曲と言えばやはりこれでしょう。


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 この曲はイントロとフックは大胆に元曲を使っていますが、バース部は穏やかなウワモノによるもので、そこがMike Jones曲とは違うのですが、完璧に曲の印象は"Tender Love"です。そこにのるKellyの美声が美味しすぎて、リピート不可避です。

 ここで改めて元曲の素晴らしさに浸りましょう。


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 先ほども述べましたが、私は最後の最後で弾かれるピアノのメロディーにとてもおセンチな気持ちになります。

 次は上述した曲ほどは大胆に使ってはいませんが外せない曲です。


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 冒頭に聴こえるテンダーラブなメロディに耳を奪われ、そのまま疾走感とメロウネスの両輪に導かれてあっという間にフィニッシュを迎えてしまいます。

 トラックが良いのはもちろん、Do Or Dieの面々のラップが軽やかでくどくないので音数が多いもののサラリと楽しめます。

 元ネタとは関係ありませんが、上記の曲のオリジナルバージョンは名曲なので貼らせていただきます。


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  すべてがハイクオリティで、これぞ名曲っ!という感じです。ジョニーPの歌声はいわずもがな(特に終盤のアドリブパートは秀逸)、フックの高音シンセだったり、バースの最後だけ鳴らされる、おそらくMint Conditionの"Pretty Brown Eyes"のタタンッ!というシンセが良いスパイスとなっており、まろやかだけどソリッド感もある、カッコいいHIPHOPです。