確かOzone Magazineの編集長が書いたPimp Cの本に、DJ DMDは「Pimp Cの高校の先輩」と書いてあったと思うのですが、そんな彼によるテキサス州のポートアーサーから世界へ!といった感じの気合の入った、とても充実した内容のアルバムです。そのまんま使ってる感じのとてもキャッチーなトラックが多く、タイトなHiphopというより90年代型Funk・Soulといった感じの音楽です。DMDさん、ちゃんと遠く離れた日本人の心まであなたの音楽は届いております。
カニエプロデュースのThe Game“Angel”と同じネタであるGil Scott Heronのこの曲は味わい深くてネタうんぬん抜きでドープです。もちろんこの曲をうまく使ったThe GameとDJ DMDの曲もファットでドープな仕上がりです。
肩の力の抜けた歌とトラックが心地よいです。