big fan of 2000年代Hiphop

2000年代hiphopが大好きです!

クワイアの続き

 前回からの続きで今回もクワイアを取り入れた曲を紹介します。今回はシカゴ出身の3人組、Do Or Dieが2005年にリリースしたアルバム「D.O.D」収録の"Higher"で、同じシカゴ出身で前年の2004年は彼の年であったと言っても過言ではないほどの大活躍を見せたカニエ・ウエストによるもので、本曲はアルバムに先駆けて2004年の夏頃に発表されたものなので、まさしくカニエ旋風の真っただ中に制作された、2000年代ヒップホップ史における重要曲です。

 この曲から発せられる高揚感は尋常ではなく、終盤にあらわれるクワイアは私の知る限りの音楽の中ではトップクラスの熱気を感じさせるものであり(他に挙げるとZapp&Rogerの"Computer Love(Extended Version)やFunkadelicのOne Nation Under A Groove(instumental)"等です)、ここまで心を揺さぶる音楽を生み出すカニエは天才だと思います。サンプリングを用いた曲なので、テディ・ペンダ―グラスによる元曲によるところも大きいですが、テディペンが0から1を生み出し、それをカニエは一気に5まで飛躍させた、ぐらいに思います。どちらがすごいとかではなくて、どちらの音楽も僕の人生を豊かにしてくれるので感謝しかありません。

 カニエに関しては日本の雑誌で「彼のラップでなければもっと良い」、「歌わないほうが良い」みたいな意見を目にしたことがあるのですが、僕はそう思わず、彼ほど味のあるラップや歌の持ち主はいないと思います。僕の信条であり、とても気に入っているセリフなのですが、「傷だらけの仁清」という漫画で、主人公が勤める名家のお嬢・あゆみが学校の授業で上手くを泳げないと悩んでいる時に主人公の仁清が放った「お嬢、上手いより面白いだぜ!」っていうセリフがありまして、僕はこれこそ我が意を得たりで、僕はラッパーやシンガーのスキルのあるなしってのが正直わからなくて、聴いてグッとくるか否かという価値観なので、ヒップホップが好きな人たちによって定まった評価が理解できないことも多々あり、音楽雑誌を読むのは大好きですが、時おり感じ方の違いによるフラストレーションがたまる面もあるので、こうして自分の感じたことを吐き出すブログを始めました。だからこのブログは誰かに向けてというより、自分のためのセラピーの要素が強いです。

話が大脱線してしまいましたが、今回の主役であるDo Or Dieの曲とその元ネタです。聴き比べてみるとかなりカニエが付け加えた部分が多くて聴き込みがいがあります。


www.youtube.com


www.youtube.com