自分にとって幸せを感じる、感じていた時ってどんな時だろう?と考えた時、高校生の時の登下校時、特に下校時の約40分の電車内でのんびり音楽聴きながらBLASTやbmrを読んでいた時間がささやかだけど幸せを感じていました。
元々好きなものごとの周辺情報を知るのが好きで、中学時代は野球が好きだったので、プレイヤーとしてはヘタッピで活躍したことがない、いわゆる下手の横好きだったのですが、テレビでのプロ野球や高校野球の観戦に加えて、それらを実際に球場に見に行ったりもしていました。一度だけですが大学野球も神宮に観に行きました。さすがに遠くて一度きりでしたが六大学野球の熱気はすごかったです。それにくわえて野球関連の雑誌もよく買っていて、特に高校野球の雑誌が好きで、報知高校野球などの雑誌で選手の細かいプロフィールなんかを読むのが好きでした。例えばどこの中学、クラブチーム出身で、さらに好きな食べ物や芸能人なんかも書いてあると興味津々で読んでいました。他にもどんなメーカーのグローブやスパイクを履いているのかなんかも気にしていました。珍しいメーカーのものを使っていると自分も欲しくなって調べたりしていました。(ルイスビルスラッガーやタマザワ、ハイゴールド、ジームス等)
そんな性質のある僕は高校から洋Hiphop、R&Bが好きになったら今度は音楽を聴くのと同じかそれ以上に音楽雑誌やHiphopファッションの雑誌を買うが好きで、当時は沢山そういった雑誌が出版されていたのでおこずかいの範囲内、時には借金というかなにかお手伝いやなんやらでお金を作って買っていました。ただ、当時は自分の生活圏には海外の雑誌が手に入る環境ではなく、そもそも海外の雑誌が日本で手に入るとは全く思っていませでした。ところが約10年くらい?前に初めて渋谷のマンハッタンレコードに行った時にScratch Magazineが一冊1000円で売っていて、Just Blazeが表紙のものをジャケ買いして、ちょうど目と鼻の先にあったサイゼリヤで休憩を取ろうと入って、買ったばかりのScratch Magazineを観てみると、Hiphopは9割バックミュージック、つまりトラックの好きか否かで聴いているタイプの自分にとってアイドルともいえるプロデューサーの記事がたくさん載っていて、大きな衝撃を受けて、急いでマンハッタンレコードに戻ってそこにあった残りの(10冊くらい?)Scratch Magazineを全て買いました。
買ったとはいえ、僕は高校時代に英語の定期試験で赤点を取って、クラス40人程度の中で3~4人だけの放課後補修を受けたくらいの筋金入りの英語力なので、ほとんど読めません。そんな状態でありながら、一度買い始めたら元々集めるのが好きなタチなのでネット経由でコツコツと集めて、洋雑誌を買い始めてからおそらく10年くらいでかなりの量になりました。そしてふと、この大量の集めた雑誌をただ段ボールにいれて保管しているのはとてももったいないので、自分の英語力の向上に利用しようと思いました。
今の英語力は中学英語もままならないレベルなので、まずは中学の範囲から始めて、数年かけて高校で習う範囲をある程度身に付けて、そのうえで洋雑誌に取り組んで、きちんと理解出来なくても、部分部分、例えば文章は理解できなくてもそこで出会った単語なんかをコツコツ身に付けて、自分の英語コンプレックスを克服したいと思います。ここ数年毎日のように洋雑誌を眺めていて痛感したのが、やはり基礎・基本的な文法を身に付けない限りは永遠にこれらの雑誌は読めないと分かったので、数年がかりで基本の文法を身に付けて、それから雑誌にトライしたいです。
なので、自分でも果たして続くのか分かりませんが、今日から蟻のような歩みになると思いますが英語の勉強を始めます。そしていつか雑誌が読めるようになりたいです。
それと並行して、集めた雑誌の整理や管理をしたいと思います。買っては段ボールに詰める、をひたすら繰り返していたためゴチャゴチャで大変なことになっているので、雑誌の写真を撮って、このブログに記録をつけて整理します。
話は変わりますが、好きな曲を貼ります。
この間の記事で、90年代の曲はどう踏ん張ってもリアルタイムで夢中になった00年代のものほど良いとは感じない、というようなことを書いたのですが、ここ数日90年代モノをいくつか聴いていて、いや、そうでもないかもな、と思いました。これは自分にとって喜ばしいことで、好きなものが少ないよりも、多いほうが幸せだ、と最近強く思うからです。なぜかというと、5年くらい前からあらゆる物事に対する興味、関心、感動、興奮が薄れてきていて、昔あれだけ好きだった野球も興味が無くなってしまい、(大袈裟ですが)ちょっと鬱傾向にあるように感じているので、これからの人生、少しでも好きなものが出来ればと、色々と試行錯誤しています。高校に入る前はオリコンランキングに入るようなJ POPが好きだったので、最近はその頃の音楽を色々聴いて、かつての好きの復活と新たな好きの範囲を広げたいです。
このねっちりとしたウッドベース?とPimp Cのラップ、歌が好きです。ところどころ入るポワ~ンって音が気持ちよくて、センスの良さを感じます。この曲が入ってる映画のサウンドトラックを聴いて、90年代もすごくカッコいいな~と、考えがちょっと変わってきました。とにかく好きなものやコトが増えるのは喜ばしいです。
歌詞はさておき、こんな気持ち良い音楽はなかなかありません。特にNateのヴァースが味わい深いですが、他のSnoop 、Kurupt、Warren Gのラップも非常にタイトで、つけ入るスキがありません。ラップはタイトなのに曲は最高に緩くて気持ちイイ。というかタイトだから気持ちよく聴けるのかな?シャキッとしてなかったらそこが足を引っ張ってノリノリになれないかもしれません。