この曲は大好きなトークボクサー兼プロデューサー兼アーティストであるFingazzによるカバーで知りました。ふくよかなグルーヴに体を揺らさずにはいられません。頭でリズムを取るのではなく、肩で大きくノッてしまいます。
チャーリー・ウィルソンのヴォーカルはやさしく、爽やかで清涼感があり、ところどころ熱が入る箇所があるのですが、不思議と暑苦しくなく、すっきりした感じを受けます。夏には涼を求めてよく聴きました。
81年作のロジャーのソロ名義でのデビューアルバム「The Many Facts Of Roger」収録の本曲は、インストゥルメンタル中心の、艶のあるトロピカ~ナな1曲。ギターやサックス?のメロディがとにかく気持ちよくて、口をぽか~んと空けて思わず惚けてしまいます。そんな良い意味でぼけ~っとさせてしまう本曲ですが、それと同時に踊れる要素もあって、それはどこから来るのかな?と思ったら控えめながらもノセるのがうまいベースの仕業でした。