big fan of 2000年代Hiphop

持っているCDと雑誌を管理するための記録ブログです。

Justin Timberlake 「Future Sex/Lovesounds」

 2006年リリースの本作は大部分をTimbalandが手がけた、ソリッドなR&B/Funkが詰まった名作です。シングルカットされた"Sexyback"、"My Love"、はこの年大活躍したTimba仕事の中でも際立った仕上がりで、翌年3月に出された彼のソロアルバムにもここで聴かれる音像が地続きで鳴らされているのでそちらもオススメです。

 個人的にはアルバムでの曲目ではセパレートしていた"Let Me Talk To You Prelude"~"My Love"の流れが一緒になったPVが出色の出来で、これに匹敵するのが最高のセンチメンタルFunk/Soulの"Until The End Of Time"で、この曲を構成する全ての要素が僕の琴線に触れます。また"Until~"の導入部である"Set The Mood Prelude"の美しい響きに震えます。

 他の曲も軒並みクオリティーが高く、アルバムを聴き始めるスルっと聴き通してしまいます。細かいことを言うと最初は普通の国内盤を購入したのですが、デラックスヴァージョンをボートラとPVとライブを収めたDVD目当てに購入しましたが、DVDはさておき、ボートラは自分的にはハズレでした。Beyonceが曲に馴染んでない気がする"Until~"と(おそらくR KellyのDJである)Wayne Williamsによる"Sexyback"のRemixと、50Centがラップを加えただけの"Sexy Ladies"の3曲ともピンときませんでした。 

 逆に普通の国内盤のボートラであるWill I Amプロデュース、Snoop参加の"Pose"は跳ねたドラムとラップ、JTのヴォーカルがカッコイイPopFunkで、アルバム収録のTimba制作曲に負けないクールネスです。


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UGK 「Underground Kingz」

2007年作。CD2枚とボーナスDVD付の輸入盤とDVDの付いていない国内盤を所有。早く聴きたくて待ちきれずに輸入盤を購入したが、後年中古で安かった国内盤も購入。自分のよくあるパターン。購入した2007年の夏から2008年の2月頃まで半年くらいはこれとR Kellyの「Chocolate factory」のボーナスCD「Loveland」にハマってひたすら聴いてました。マイベストアルバムのトップ3に入る作品で、アルバム丸ごと大好きですが、特に好きなのはアルバ久の幕開けに相応しいパンチの効いた狂おしいトラックとPimp Cの裏声フック、鬼気迫るラップの"Swishas and dosha"とGoodie Mobの"Free"を引用した泣きの名曲"Living This Life"とオリジナルのLil Jonによるトラックとは全く趣の異なる、Steve Belowによる美しいトラックとそこにのるBunとPimpの流麗なラップがマッチした"Like that(Remix)"です。



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Kanye West元ネタオムニバス「Gold Digging ~ As Sampled By Kanye West」

2006年作、CD2枚組。自分がHiphopに夢中になるキッカケとなったKanyeさんの元ネタを集めた作品。元ネタとして聴き比べる楽しさに加えて、オリジナル曲の楽曲としての良さに驚かされる。特に好きな曲はStaple Singersの"Let's do it again"とChaka Khanの"Through the fire"とThe Jimmy Castor Bunchの"I just wanna stop"とMarvin Gayeの"Distant lover"です。

 



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