Big Moeが所属していたWreckshop Recordsのコンピを聴きました。ヒューストンにはRap A LotやSwisha Houseなどのレーベルがありますが、その中でもWreckshopの作品はメロウで聴きやすいものが多くて好きです。Fat PatやBig Pokey、E.S.G等のオリジナルのソロアルバムは高値のため持っていないのですが、コンピはたまに安いものがあるので4枚ほど持っていて、色んなアーティストの曲が聴けるためけっこう聴いています。
トラックがほのぼの&しんみり系で心地よく、そこにのる早口ラップがタイトで良いです。特にLil Flipのファストラップが◎。
Issac Hayesを使ったトラックがまずDopeなんですけど、さらにそこにクセになる声ネタや女性コーラスやら、色々ごった煮されたドロドロ、グチャグチャ感がたまりません。
ソウル感のある爽やかなビートが気持ち良いです。
ベースの低音が気持ち良いビート上で気持ちよさそうに歌うBig Moeが◎。
話は変わりますが、XXLマガジンの2008年12月号を眺めていたら、注目の新進プロデューサーにTerrace Martinが載っていたのですが、そこに最近の携わっている仕事にQuincy Jonesへのトラック提供とあり、さらに彼のビートがどんなものか(Sounds like)には「Dr Dre Meets Herbie Hancock」とあり、スケールデカすぎだろ!?と思いました。ちなみに他はDon Canon、J.U.S.T.I.C.E League、Jim Jonsinが取り上げられていました。
ちなみにTerrace Martinの副業欄に「dog kennel」とあり、検索してみたら本当にやっていて驚きました。
今さら言うのもなんですが、本当に才能のある人だと思います。彼の吹くサックスにはとても癒されます。
シンプルで美しい曲。J Blackというシンガーの声が胸に迫ります。