この曲はオリジナルだと思っていたのですが、Youtubeで聴いていたら関連動画に同じタイトルのものがあって、それでカバーだと知りました。これも含めてメアリーってカバーというか、インスパイア的な曲がけっこうあります。そこがHiphop的であり、彼女の個性・スタイルなのでしょう。
ギターのメロディがやさしくて癒されます。
映画のサントラ収録のカバーで、シェリル・リンによる元曲がアップテンポな元気ソングの名曲なのでこちらももちろん最高なのですが、途中のwill Smithによるラップが入ることでより人なっこい感じで、アニメ映画にピッタリだと思います。(映画は見ていませんが。)
このサントラはアップテンポな元気の出る曲が多くて好きです。プッシーキャットドールズやクリスティーナ・アギレラ、Bobby Valentinoがフックを担うLudacris曲なんかのバラエティに富んだ良曲が収録されてます。
この曲はDiscoのヒット曲オムニバスで知ったのですが、それが僕のDiscoものに入門したキッカケでした。「あっ、自分こういうの好きだ!」とハッと、そして明確に認識したことを、夏休みに自動車教習所に向かう道すがら思ったのを昨日のことのように思い出します。ほんとうに音楽は思い出を鮮やかに蘇らせます。
こちらがそのオムニバスなんですが、自分で好みのプレイリストを作らなくてもこのCDで十分なくらい良い曲が多数収録されています。いやほんとにあの夏はよくこれを聴いたなぁ~、と感慨にふけっております。せっかくなんで一番好きな曲をどうぞ。
メアリーに話を戻すと、彼女の大ヒット曲も、カバーではありませんが、センスの良い再構築モノですし、Hiphopで先に使われていた良質なネタ(曲)を、そちらのヴァイブを取り入れるというより、Hiphop曲の方を元ネタにしている感じで、彼女の音楽が「ヒップホップ・ソウル」と言われたのも納得です。
メアリー曲は単純に引用したりカバーするのでなく、上手に取り入れ、再構築していて、きちんと彼女のオリジナル曲と言える、それも名曲なのがすごいです。
Lonnie Liston Smithの曲がおおもとのネタなのですが、メアリーはJAY-Zの曲を参考・吸収して“Take Me As I Am”を作ったのだと思います。ただ、私的にはおおもとの“A Garden Of A Peace”が最も好きですが。