2005年7月に発表された本曲は、当時Foxy Brownが制作していたアルバム「Black Roses」からの1stシングルとしてリリースされました。
プロデュースは彼女の兄弟であるGavin Marchandで、クレジットによるとソングライティングには親交の深いJAY-Zが参加しています。出来栄えはRudeでダーティな色気のあるレゲエトラック、ほんのり苦味を感じさせるFoxyのラップ、レゲエDeejayらしい節回しを聴かせるSizzlaという3つの要素が美味しく溶けあった、うま味の濃い曲です。
しかし肝心のアルバムがお蔵入りしてしまったため、本曲はとてもカッコいいのに一般的な認知度は低く、残念に思います。自分はMixcdにて本曲を知りましたが、2000年代が好きな人でもこの曲を知らない人は割といると思うので、ぜひ聴いてほしくて取り上げました。
上記シングル盤のジャケットには7月26日発売と記載してあるので、アルバムは完成していたと思うのですが、なぜリリースできなかったのか謎です。
まさに2005年夏!といったMixCDです。この頃の曲が大好きです。